友道厩舎は現在最強の“クラシック厩舎”と言っていいだろう。これまでダービーで3勝を挙げるが、今年はジャスティンミラノで皐月賞を制し、同4勝目を目指している。

ダイヤモンドディーバ22

今年の2歳にも素質馬が多いが、クラシック向きという意味で期待されるのが

ダイヤモンドディーバの22（牡、父キタサンブラック、馬名予定インザスカイ）だ。半姉シャドウディーヴァは府中牝馬Sの勝ち馬。23年セレクトセールにおいて1億7000万円（税抜き）で購入された。友道師は「すごく期待しています。動きが柔らかくて距離がもちそうな感じ」と評価する。

ダストアンドダイヤモンズの22（牡、父リアルスティール、馬名予定エンダードラゴン）は22年ダービー馬ドウデュースの半弟。「ドウデュースとは違うタイプ。硬さはあるが、胴が長くて距離がもちそうな気がする」と長距離戦で能力を発揮しそうだ。

ダンスアミーガの22（牝、父ブラックタイド、馬名予定カムニャック）は母の父がサクラバクシンオーで、キタサンブラックと同配合。「すごくいい馬。牝馬にしては体があるし、距離ももちそう」と牝馬クラシックで期待される。【岡本光男】

友道厩舎の本紙注目２歳馬