＜1＞アスコリピチェーノ

美浦ウッドで6ハロン82秒2－11秒1。併走馬を1馬身半、追走して併入した。馬なりで、なめらかなフットワークだった。

黒岩師「落ち着いて食事もしっかり取れているので、やりたい調整ができる。（強さの）一番の基になっているのは精神面。この時期の牝馬ではなかなかいません。日曜（4月28日）も時計を出せていますし、今日（1日）も併せ馬でいい動きができたと思います。強い相手に挑めるだけの体調は整った。自信を持って送り出せます」

アスコリピチェーノ（右）は美浦ウッドでシアブリスと併せて追い切られた（撮影・丹羽敏通）

＜2＞キャプテンシー

栗東坂路4ハロン53秒4－12秒6を馬なりでマーク。ナンヨークリスタル（古馬1勝クラス）に先行して、楽な手応えで併入した。

松永幹師「先週にしっかりやっているし、今週の動きも良かった。体調はいいと思う。前走（ニュージーランドT16着）は出遅れてスムーズさを欠いた。度外視していい。力はあるし、前走みたいに負ける馬ではない。積極的な競馬で改めて」

坂路をナンヨークリスタル（左）と併せ馬で追い切るキャプテンシー（撮影・白石智彦）

＜3＞ボンドガール

美浦ウッドで6ハロン85秒5－11秒2。単走、馬なりで気分良く駆け抜けた。集中力も増している。

手塚師「先週も今週も単走で追い切りました。折り合いという懸念材料も工夫して、調整の方はうまくいったと思います。気持ちの強い子なので、あえて単走にしたことが競馬に向かっていい方に出ればと思います」

ボンドガールは嶋田騎手を背に美浦ウッドを単走で追い切られた（撮影・丹羽敏通）