4月30日の紙面で穴守稲荷神社での特別御朱印頒布が紹介されたイナリワン。昭和から平成を駆け抜けた名馬だが、このタイミングで話題になったのは7日の同馬の誕生日にその御朱印が頒布されるから、とのこと。日刊スポーツ賞東京湾Cの初代王者だから、というわけではなかった。当時は12月に行われていた東京湾Cも今やすっかり5月に定着。今年から3歳ダート3冠が創設されたが、昨年と変わらず東京ダービートライアルとして行われる。

◆船橋11R日刊スポーツ賞東京湾C イナリワン並みに遅生まれで小柄な◎マコトロクサノホコ。5月17日生まれで馬体重は450キロ前後ながら転入後2連勝の内容が上々だった。船橋1700メートルの前走は6頭立てで○シシュフォスの逃げに末脚が及ばず2着に敗れたが、転入前の最後の一戦は、門別1700メートルで追い込んで2着。○シシュフォスが伸びを欠いたとはいえ先着した。全日本2歳優駿のたたき台としてサントノーレも出走していたほどのメンバー。勝ち馬のキタサンヒコボシは今日の北海道1冠目、北斗盃で人気の一角になっている。そこでの好走を考えれば能力は○シシュフォスにも引けを取らないはずだ。単勝(7)、馬連(7)-(9)(4)(6)(2)(11)。【牛山基康】