太田海也(24=岡山)が逃げ切ってヤングGPを制し、G2初優勝を果たした。前検日から「死ぬほど練習してきたから楽しみ」と自信をのぞかせていたが、それを証明した。
レースは吉田有希が主導権奪取。打鐘2センターから犬伏湧也、3角から太田が同じタイミングでスパートする。両者のもがき合いが続いたが「最終1角で(犬伏と)目が合って、出切れないかもしれないと思ったけど、自力選手として譲れないところ。全力をぶつけ合わせました」と力でねじ伏せた。
来年はいよいよパリ五輪でのメダルを目指す1年となる。ネーションズカップ第1戦(豪アデレード)からのスタートだ。「得意なスプリントもそうだけど、ケイリンでもメダルを取りたい」と目標を掲げる。その先には「G1で活躍していずれタイトルを取れる選手になりたい」。その日は、そう遠くないはずだ。【村上正洋】
◆太田海也(おおた・かいや)1999年(平11)7月27日生まれ。岡山市出身。備前緑陽高卒。ボート競技から転向し、競輪選手養成所121期で中野慎詞とともに3、4人目の早期卒業。22年1月に小倉でデビュー(11(1))。今年のアジア大会スプリント金。パリ五輪の短距離エース。通算66戦45勝。通算獲得賞金は4094万円。174センチ、78キロ。血液型O。
【YGPリプレー】正攻法の太田-山根を志田が追走。後方から犬伏-上野が上昇し、中野が単騎でインを切る。中団の吉田-橋本が打鐘から先行。3番手から犬伏-上野が巻き返し、その外を太田も仕掛けてまくり合戦になった。出切った太田が振り切り、最後尾の北井は内を突くも及ばず2着。



























