日本スケート連盟は5日、フィギュアスケート女子で北京五輪(オリンピック)団体銅メダルの樋口新葉(21=明治大/ノエビア)が22~23年シーズンの競技会を欠場すると発表した。

右腓骨(ひこつ)疲労骨折の影響でオフシーズンはコンディション作りに重点を置いて取り組んできた。9月中旬にはロンバルディア杯(イタリア)に出場。9位にとどまり、同月28日には「自分の120%が出せるかというと、そうでないのは分かっていた上での試合。どこまでできるかの確認で、そこの確認ができて良かった。また次のことを考えていきたい」と振り返っていた。

本人のコメントは以下の通り。

 

このたび、4月下旬に負った右腓骨(ひこつ)疲労骨折からの回復の遅れにより、ベストなコンディションが作れず、グランプリシリーズ2大会、全日本選手権を含めた今シーズンの競技活動は全て見送らせていただくことになりました。

今年の2月には、これまでのスケート人生で目標としていましたオリンピック出場を果たし、自分の中で1つ大きな山を越えました。今シーズンは少しずつ自分のペースでスケートと向き合いながら、また良いコンディションに戻せるよう1日1日を大事に過ごして、より多くの経験を積んでいきたいと思います。

そして、しっかり充電して、もう一段階ステップアップした魅力あふれるスケートをお見せできればと思っておりますので、引き続き応援の程よろしくお願い申し上げます。